『焼肉を料理としてもっともっと突き詰めたら
まだまだできることは沢山あるのではないか?』
そんな想いからスタートした焼肉 -TEN-のプロジェクト
先人が築き上げた昔ながらの本能に訴えかけるタレで楽しむ焼肉を
一つ違う次元に昇華させたスタイルで表現し
肉割烹でも多国籍料理でもなく
真の「焼肉屋」だと胸を張って誇りを持って
お客様に情熱と焼肉愛をもっともっと伝えていく事を目指しました
『究極の焼肉とは何か?』
様々なスタイルの焼肉が乱立する中私たちは、
究極の焼肉のカタチを追求する中で
焼肉X -TEN-では5つのポイントを大切に考えています。
1.本当の和牛の素晴らしさを伝えられること
「和牛は脂っぽくてトゥーマッチだよな」、「ちょっと重たいな」といったネガティブな思考から やはり赤身系だよねという風潮が昨今はありますが本当にそうなのでしょうか? 本物の黒毛和牛は決して身体に重く感じたりすることはない、そんな最上の黒毛和牛の世界が 実はあることを私たちは体感しています。 中途半端な食材では味わえない、突き抜けた世界でだけ体験できる官能。 そんな体験を味わっていただきたくこだわり抜いた生産者の最上の和牛をご用意しました。 『和牛は重たいな』という半ば既成概念化した常識が非常識であることを証明いたします。
2.本能に訴えかけるタレ焼肉の美味しさ
焼肉の原点回帰、フレンチでも本当に美味しいお肉には、素材に負けない美味しいソースで 味わうように、私達も焼肉の原点でもあり、旨い!と本能に訴えかけるタレ焼肉の究極を目指しました。 肉割烹でもなく、塩やワサビで食べさせる洗練系焼肉でもなく、タレとお肉にはやっぱり白いご飯!が いつでもウェルカムな焼肉屋を目指しました。
3.最高の焼きで仕上げる匠みの焼き
肉の部位やカットに応じて必要な火入れの仕方は変わるのにロースターの網で しか焼けないのでは料理として食材の最大限のポテンシャルをひき出すことはできません。 そこで私達は通常のロースターだけでなく鉄板と二種類の熱源で焼き分けをできる焼き台を オリジナルで造りました。この焼き台で、それぞれの部位に合わせて 最高の焼き加減で私どもスタッフが焼き上げてご提供をさせて頂きます。 また鉄板でしか焼けないメニューにも幅広く対応することが可能なために、 普通の焼肉屋ではできない面白い商品提案をシーズンごとにしてまいります。
4.全室個室、専任の焼き手の至極の贅沢
焼肉は気心知れたメンバーと楽しみたい、ビジネスを兼ねた会食で気兼ねなく商談がしたい お忍びで利用したい、などなど様々なシーンで安心してご利用頂けるように、全室個室の お席をご用意させて頂きました。 たった4室の個室のため完全予約制とさせていただいております。 完全個室のプライベート空間をお楽しみください
5.お肉とワインのマリアージュ
お肉にはやはり美味しいワインを合わせてお楽しみいただきたく、コースに合わせたワインペアリングで、 またボトルで楽しみたい方に熟成したビンテージの数々のグランヴァンを、ソムリエが厳選してご用意しております。
私たちの想いをカタチにしていく中で、本当に素晴らしい牛肉とは何かを突き詰め、
日本各地の生産者を訪ね歩きたどり着いたキーワードが「アニマルウェルフェア」でした。
まだまだ耳馴染みのないワードですが、「アニマルウェルフェア」とは
「人が飼育する動物が、できる限りストレスのない環境で健康的な生活ができる飼育方法をめざす」という
考え方をいいます。
私たちが牛を知れば知るほど、実はいかに多くの黒毛和牛が、とても不健康な状態で育てられているという事実でした。
無理やりに霜降りのお肉になるように偏った栄養バランスに配合された飼料を食べさせ続けた結果、
最後はほとんど自力歩行が困難であったり、失明寸前であったりと健康とはあまりにもかけ離れた姿がそこにはありました。
そのため上記の様に育てられた黒毛和牛の内臓類は実は食べることが規制され廃棄されているという現実がありますが
あまり知られていはいないのです。
私たちがお客様に提供するのにふさわしい、安心安全で本当に美味しい、本物の牛とは?
真に健康的に育てられた牛を求めて数々の生産者を訪ね、厳選した結果
宮崎の都萬牛、兵庫県但馬玄、三重県松阪牛を選びました。
よくいうサスティナビリティとはあくまで人間目線での畜産の持続可能性という響きに聞こえてしまいがちですが
私たちが出会った生産者の方は、サスティナブル×アニマルウェルフェアを両立されている本当に素晴らしい
生産者の方々でした。
ただ単にのど元で美味しければいいという考えとは決別をし、
私たちが命をいただくという行為、そして頂いた命を有り難く循環をしていく、
その重みを感じながら、素晴らしい食材を活かしきった料理をご提供していきたいと考えております。
ぜひ焼肉X –TEN-で素晴らしい生産者の想いも感じて頂ければ幸いです。